理想の結婚式ができると大人気の「オリジナルウェディング」。
会場や式次第、演出など全てを自由に決められるとあり、この「オリジナルウェディング」を選ぶカップルは年々増えています。
しかし、実際に一般的な結婚式と比較して「オリジナルウェディング」は、どこにメリットがあるのでしょうか。
また反対にどのような点がデメリットになり得るのか。
今回はメリット+デメリット計15項目を徹底的に比較してみたいと思います。
Contents
オリジナルウェディングとは？
そもそも「オリジナルウェディング」とは、どんな結婚式なのでしょうか。
一般的な結婚式では、会場や演出内容が大方あらかじめ決まっている場合が多く、その範囲の中から一番理想に近いものを選んでいくことになります。
それに対して、「オリジナルウェディング」では、会場から自分たちの好きな場所を選ぶことが出来ます。
海辺で行うビーチウェディングや、映画館で行うシネマウェディングなど、そのバリエーションは無限大。
さらに一つひとつの演出も自分たちで考えて作り上げることが出来ます。
独自性あふれる演出も盛り込めるところが大きな特徴で、まさに「オリジナル」な結婚式スタイルを「オリジナルウェディング」と言います。
詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください！
オリジナル(オーダーメイド)ウェディングとは？内容・魅力・体験談
オリジナルウェディングのメリット＋デメリット15選
では早速、オリジナルウェディングのメリットとデメリットをそれぞれ比較していきたいと思います！
オリジナルウェディングの「メリット」10選
まずは、オリジナルウェディングの「メリット」からご紹介していきます。
様々な観点で、オリジナルウェディングでしか実現し得ない利点がたくさんありますよ！
メリット①：理想の演出にこだわることができる
まず、なんと言っても「オリジナルウェディング」最大の魅力は、自由度が高く、理想の演出を突きつめることができる点です。
ご結婚されるカップルには、出会いのきっかけや共通の趣味、忘れられない思い出がたくさんあるかと思います。
オリジナルウェディングでは、そんなおふたりにとって大切な物事やシーンをモチーフに結婚式を作り上げることが出来ます。
それはおふたりにとって印象深い一生の思い出になること間違いなし。
定型の結婚式では実現しきれない「オリジナルウェディング」ならではのメリットと言えるでしょう！
例えば、「食」を大切にするご夫婦の結婚式は「キッチン」をテーマに！
装飾には野菜をたくさん取り入れ、見た目も華やかになりました！
舞台系のサークルで出会ったおふたりの結婚式では、実際に会場に舞台を作ったり。
同じサークルの皆さんがゲストということもあり、出会いからこれまでの絆を再確認できる素敵なウェディングとなりました！
このように、おふたりだけのキーワードをもとにオリジナリティあふれる演出にこだわることが出来るのが「オリジナルウェディング」の良さです。
メリット②：ゲストにとっても忘れられない体験に
結婚するおふたりの想いがたっぷりと詰まった「オリジナルウェディング」は、当事者はもちろん、ゲストの皆さんにとっても忘れられない経験になります。
それは今までに見たことのない演出の数々を目の当たりにするという理由もありますが、やはり一番は結婚するおふたりの絆や想いに触れる瞬間がたくさんあるからだと思います。
また、おふたりからゲストの皆さんへ、ゲストの皆さんからおふたりへ、それぞれの想いを交換し合うことの出来る演出も多く、日頃は照れくさくて言えない気持ちを伝え合う場としてもオリジナルウェディングは最適ですよ！
具体的な演出では、おふたりからゲストの皆さんへの手紙を木に吊るし、それを読んだゲストの方々がお返事を書いてその木に吊るす「ウェディングツリー」というものがあります。
たくさんの手紙が吊るしてあるツリーは、見た目にも華やかですし、何より心があたたかくなる演出です。
このように、おふたりだけでなくゲストの皆さんにありったけの想いを届けられるのも「オリジナルウェディング」の醍醐味でありメリットなのです。
メリット③：費用の融通が効く
「オリジナルウェディング」では、自ら演出を作っていくことから、その費用のかけ方も自由で融通が効くことも特徴の1つです。
そもそも「オリジナルウェディング」にかかる費用自体は、通常の結婚式とほぼ変わらない（か少し高いくらい）です。
ただ、あくまで平均の話であり、ポイントは「どこにどれだけの費用をかけるのか」予算に合わせて演出を工夫することが出来る点。
費用を見ながら1つ1つの演出を自由に考えられるのは、非常に安心ですよね。
詳しくはこちらの記事をご覧ください！
結婚式・披露宴の費用相場はいくら？結婚式スタイルや人数の全国平均・費用内訳
メリット④：あらゆる場所がウェディング会場に
一般的なウェディングでは、教会やホテル、レストランなどが会場となることが多いですが、「オリジナルウェディング」では様々な場所を会場に選ぶことが出来ます！
青空の下、開放感あふれる屋外で行う「アウトドアウェディング」
アットホームな雰囲気を演出する古民家が舞台の「古民家ウェディング」
他にもビーチウェディングやシネマウェディングなど、幅広い選択肢があります。
おふたりの思い入れのある場所を舞台に結婚式をすることが出来たら、一生の思い出になりますよね。
会場の自由は、「オリジナルウェディング」が人気を博している大きな理由の1つであり、メリットです。
メリット⑤：好きなドレスコードを選べる
自分たちで演出を考えることのできる「オリジナルウェディング」では、その服装（ドレスコード）も自由に設定できます！
主役のおふたりがどのような格好をするか、そしてゲストの皆さんにどのような格好で参列してもらうか、服装も演出の1つ。
特定のドレスコードで揃えれば、会場全体に一体感が生まれたり。
例えば、開放感あふれる「ガーデンウェディング」では、半袖短パンOKに！
ラフな格好でリラックスした結婚式になりました！
このように、様々な服装の選択肢があり、それも合わせて演出の一部になるのが「オリジナルウェディング」のメリットです。
メリット⑥：フォトジェニックな写真が撮れる
テーマや世界観にこだわることのできる「オリジナルウェディング」では、おふたりにちなんだオリジナルな装飾に溢れているため、会場全体がフォトジェニックに！
近年は「インスタ映え」という言葉も話題となっているように、幸せの瞬間を写真に収めたいという方も多いと思います。
そんな時、まさに映えるフォトジェニックな空間が広がっていたら、思わず何枚も写真を撮ってしまいますよね。
さらにオリジナルのフォトブース等を作ることもでき、大切な人たちとの思い出の一枚が撮れますよ！
これも「オリジナルウェディング」ならではのメリットと言えるでしょう。
メリット⑦：子ども連れでも安心
子どもが生まれた後に結婚式を挙げるご夫婦も多くいらっしゃいます。
そんなおふたりにとって少し心配なのが、結婚式の最中の子どもの様子ではないでしょうか。
退屈してしまったり、歩き回って危険な場所に行ってしまったりと、不安は尽きません。
しかし「オリジナルウェディング」では、会場や演出を工夫することで、子ども連れのご夫婦でも安心して結婚式を行うことが出来ますよ！
例えば、「古民家」を会場としたウェディングを行えば、広い座敷で遊ばせることができ、退屈させずに済み、安全面でも安心して式に集中することが出来ます。
さらに高砂をそのままキッズスペースのようにしたご夫婦の例もあります。
こうすることで主役の家族が高砂に揃い、家族団欒のあたたかい結婚式にすることが出来ます。
授かり婚のご夫婦など、産後に結婚式を挙げる場合は「オリジナルウェディング」がオススメですよ！
メリット⑧：招待状から世界観を構築できる
「オリジナルウェディング」では、おふたりの実現したい世界観を演出するための工夫をたくさんすることできます。
中でも世界観を演出するにあたり、特に重要となるのが「招待状」です。
一般的な結婚式では招待状もプレーンなものが多いのですが、「オリジナルウェディング」では招待状からこだわります。
ゲストの皆さんが結婚式に触れる最初の入り口となるため、その世界観に沿ったデザインのオリジナリティあふれる招待状がおすすめです。
秘密基地の地図のような招待状
立体的な箱になる展開図のような招待状
などなど、工夫を凝らした招待状を作ることが出来るのも「オリジナルウェディング」のメリットの1つです。
メリット⑨：結婚式が終わってからも楽しめる仕掛け
結婚式が終わったらそこで終わり、というわけではありません。
おふたりの生活は今後もずっと続いていきます。
そんな時、結婚式でのアイテムがその後も楽しめるものだったら素敵ですよね。
例えば、「毎年の記念日をどのように過ごしてほしいか」をゲスト1人1人に考えてもらった「未来カレンダー」。
これをめくるたびに結婚式の日を思い出し、いつまでも幸せな気持ちになれます。
このように今後のおふたりの暮らしをより幸せに楽しくする演出が出来るのも「オリジナルウェディング」のメリットです。
メリット⑩：オリジナルウェディング専門のプロデュース会社との二人三脚
前述してきたメリットの数々は全て「主役のおふたりにとって理想の結婚式」を自ら考え、自由に演出できることに集約されます。
しかし、自分たちで全て考えるのは非常に大変なことです。
そんな時に頼りにしてほしいのが、オリジナルウェディングを専門とするプロデュース会社やウェディングプランナーです。
彼らと二人三脚で作り上げることで、唯一無二のウェディング作りを安心して進められます。
そして、HAKUをはじめとするプロデュース会社には、数々のオリジナルウェディングを手がけた専門のウェディングプランナーやデザイナーが多く在籍しています。
おふたりの想いと、このプランナーやデザイナーの経験やアイディアを集結させることで、たった1つの結婚式が出来上がります。
気軽に相談することができ、理想の結婚式当日まで一緒に走り抜けることができるプランナーやデザイナーがいることも、「オリジナルウェディング」の大きなメリットです。
オリジナルウェディングの「デメリット」5選
またメリットが多くある反面、デメリットも存在します。
続いてオリジナルウェディングの「デメリット」を紹介していきます。
デメリット①：費用相場が少し高い
やはり「オリジナルウェディング」を検討する上で気になるのは「費用」ではないでしょうか。
前提として、結婚式の全国平均の費用相場は、約357.5万円です。
それに対して招待人数の全国平均は、約69.4人。
（「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」より）
つまり、ゲスト1人あたり平均で約5万円の費用がかかっていることになります。
基本的には「オリジナルウェディング」の費用は、この平均額と同等もしくは少し高い程度の額となります。
（ゲスト1人あたり約6~7万円）
しかしこの額はあくまでも平均であり、メリットの章にて前述した通り、費用も融通が効きます。
選ぶ会場や演出の内容によって変動するので、費用をかけてこだわりたいポイントを前もってウェディングプランナーに相談してみましょう。
デメリット②：準備に手間がかかる
「オリジナルウェディング」では自由度が高い分、演出のイメージや細かな打ち合わせなど、主役のおふたりにも準備の手間がかかる場合が多いです。
ただしそれは、既に決められたプランの中から選ぶだけでなく、演出やデザインをゼロからオリジナルで考えられるという魅力の裏返しでもあります。
結婚式当日だけでなく、準備期間におふたりが積極的にアイディアを出し合うことで、より絆も深まります。
準備に時間と手間をかけた分、結婚式当日の喜びも大きなものになりますよ！
デメリット③：オーソドックス且つフォーマルな結婚式を期待する人もいる
オリジナリティあふれる唯一無二の結婚式を行うことができる「オリジナルウェディング」。
当然今までに見たことのないユニークな演出も実現できます。
しかし、ご両親やご親族、その他大切なゲストの方々の中には、オーソドックスな結婚式を期待する人もいるかも知れません。
おふたりの想いを実現する上で最も適したウェディングスタイルであることを理解してもらい、気持ちよく参加してもらうために、ご両親などにはお早めにおふたりの希望を伝え、相談しておくことがおすすめです！
デメリット④：様々なゲストに対して配慮が必要な場合も
様々な会場や演出を盛り込むことができる「オリジナルウェディング」ですが、当然ゲストの方々への配慮も必要となります。
例えばアウトドアウェディングでは、日焼けしたくないというゲストの方にも配慮し、日よけのためのテントを設ける等の工夫が必要です。
また、演出の一つとして体を動かすコンテンツを用意する場合、老若男女誰もにわかりやすいものを検討したり、動きやすい服装でお越し頂くことを事前にアナウンスしたり、といった配慮ができることが望ましいです。
全てのゲストにとって素晴らしい思い出となるよう、会場や演出を選んでいけると良いですよね。
デメリット⑤：時にはゲストに協力を仰ぐ必要もある
オリジナルウェディングでは、ゲスト参加型の演出を盛り込むことも可能です。
大いに盛り上がる反面、多少なりともゲストの方々に負担をかけることに留意する必要があります。
皆が手間を惜しまず参加してくれるような素敵な演出、ひいては素晴らしいウェディングを作り上げるために、プランナーにプロの視点からのアドバイスをもらいながら、準備を進めましょう！
オリジナルウェディングのメリット＋デメリット15選 まとめ
さて、オリジナルウェディングのメリット・デメリット15選はいかがでしたでしょうか。
それぞれの側面を理解した上で万全の準備をして、理想の結婚式を作りましょう！
