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1. 車の結婚式・カーウェディングとは?
車(car)をアイテムにしたセレモニー
カーウェディングとは、その名の通り新郎新婦が好きな「車(car)」をテーマに行う結婚式のスタイルのことです。
一般的な結婚式というよりは「オリジナルウェディング」の演出の1つというイメージです。
近年、インスタ映えすると若い世代を中心に話題を集め、投稿されたカーウェディングの写真を目にする機会も増えました。
披露宴のテーマを「車」にして、様々な趣向を凝らすカップルが多いようです。
また、ガーデンウェディングの場合は、愛車を持ち込み、その前で人前式を行うというスタイルもあります。
車に乗って写真を前撮りするという方法も
海外のウェディングカーに憧れているなら、衣裳や車をレンタルして、屋外でウェディングフォトを前撮りしておくという方法もあります。
愛車をデコレーションしてその前で撮影するのもよし、雰囲気のあるクラシックカーを借りて思い出の一枚を撮るもよしなので、2人で相談しましょう。
写真の撮り方も、車の前だけでなく、ドア側から車中にいる2人を写す、ボンネットの上に座る、ドライブ中の新郎新婦を背中から撮るなど、いろいろな方法があります。
前撮りであれば、いろいろなアングルでの撮影をお願いできるので、2人の甘い思い出をたくさん残せるはずです。
前撮りした写真を披露宴会場のウェルカムボードに飾ると、ゲストの目を楽しませてくれそうです。
それでは、そんなカーウェディングの気になる「会場」や「演出」「費用」について順番にご紹介していきます!
2. カーウェディングが行える「場所」は?
演出次第でどこでも可能
車の結婚式・カーウェディングを行うならば、肝心の「車」が必要です。
ご自身の愛車を挙式や披露宴の会場に持ち込むとなると、行える場所をウェディングプランナーの方に探してもらわなければならないかもしれません。
ですが、車をテーマに会場コーディネートを行うのは、ホテルでも、結婚式場でも、レストランでも可能です。
ただし、会場によってはアイテムを自分たちで用意したり、持ち込み料を払う必要があることもあるので、事前に確認しておきましょう。
【豆知識】結婚式の車って「空き缶」のイメージありませんか?
ちなみに、結婚式の車(ブライダルカー)に複数の空き缶が紐で取り付けられガラガラと音を立てながら走ってゆく様子を、よく海外のドラマか何かで見たという方は多いのではないでしょうか。
でも漠然とイメージがあるだけで、実際どんな意味が込められているのか意外と分からなかったり。
実はあの空き缶を括り付けて走ることは、新郎新婦が「ハネムーン」に向かっている、ということを象徴しているようです。
また空き缶をガラガラと鳴らしながら音を立てて走ることで、沿道の人や周囲の方々に「幸福な気持ち」をアピールする意味もあるとのこと。
いずれにしても日本では騒音の観点からもあまりメジャーな演出ではありません。
3. カーウェディングの「流れ」とは?
式次第は変わらない
挙式や披露宴のテーマを「車」にしても、式次第の内容は一般的なセレモニーと変わりません。
とはいえ、B.G.Mや会場コーディネートに工夫を凝らすことで、2人らしさを醸し出すことはできます。
次の項目でも紹介しますが、2人らしい「車」の演出を考えることでオリジナリティが出せますよ!
「車」を使って、オリジナルの人前式を行うのも可能
挙式を人前式にする場合は、オリジナルの演出が可能です。
スイフトなど「車」が趣味で出会ったカップルや、教習所など「車」に関連した場所で結ばれたカップルなら、挙式だけは屋外の愛車の前で行うという方法もあります。
自分たちらしい式次第をつくると、思い出深い1日になるはずです。
4. カーウェディングの「演出」方法は?
「車」を使ったカーウェディングおすすめの演出方法
披露宴のテーマを車の結婚式・カーウェディングにするなら、その「車」を用いた色々な演出方法があります。
一例を紹介していきますので、ぜひご参考にしてみてくださいね!
ウェルカムコーナー
緑溢れる屋外での結婚式・ガーデンウェディングの主要テーマが「車」なら、ウェルカムボードとして「タイヤ」や「ナンバープレート」を活用すると面白そうです。
文字を入れて花を飾れば、グッと華やかな印象になります。
室内で披露宴を行う時には、愛車や好きな車のプラモデルやミニカーを並べたり、前撮りした写真をコラージュ風に飾ると、ゲストの目をひく素敵な演出になるはずです。
会場コーディネート
会場コーディネートを愛車の色と同じにしたり、テーブルナンバーに車の「ナンバープレート」を使う、席札に「ミニカー」を添えるなど、いろいろなアイデアがあります。
テーブルナンバーを車種で表し、そのプラモデルをテーブル装飾に取り入れると、ゲストが席を探しやすいというメリットもありそうです。
その際、プラモデルにデコレーションを施すと、より華やかな雰囲気になります。
また、テーブル装花の横にさりげなく給油機やタイヤなど、「車」関連のアイテムを置くのも素敵です。
レトロなアメリカテイストの小物を探すと、オシャレ度もアップします。
アイテム
招待状や席札、メニュー表を「車」の形にすると、ウェディングのテーマが伝わりやすいです。
また、通常の招待状を送るとしても、車のイラストを加えることで、印象をガラリと変えることができます。
その際、イラストのテイストによって、ポップにもスタイリッシュにも演出できます。
また、挙式でもカーウェディングらしさを出したいなら、リングピローをミニカーにするという方法があります。
また、新郎のブートニアとして、ミニカーをあしらうとインパクトがあります。
その際、新婦のブーケのリボンのあたりに、お揃いあるいは色違いのミニカーを飾ると、バランスがとれたコーディネートになりそうです。
ウェディングケーキ
ウェディングケーキやスイーツビュッフェに、車を取り入れるのもおすすめです。
愛車をウェディングケーキで再現するだけでなく、タイヤやホイールをイメージしたものを用意してもらうという方法もあります。
デザートビュッフェなら、小型のドーナツをチョコレートでコーティングしてタイヤに見立てたり、クッキーに車をプリントすると、テーマに合う演出になります。
5. カーウェディングの「費用」の目安は?
通常の結婚式と変わらない
車(car)をテーマに、ホテルや結婚式場、レストランなどで挙式・披露宴を行う場合、かかる費用はほかのスタイルと変わりません。
リクルートの「ゼクシィ」によると、挙式・披露宴の全国平均は約359.7万円となっています。
そのため、車をテーマにするというよりも、どの会場で何人くらいのゲストをお招きするのかによって、その費用は変動します。
また、会場内に車や装飾アイテムを持ち込んだり、会場のカラーコーディネートをプラン外のものにしたいなどの希望を叶えるためには、別途費用がかかることもあります。
まずはウェディングプランナーに2人のカーウェディングのイメージを伝え、どの会場でかかる費用はどれくらいなのか、試算してもらうとよいでしょう。
6. 先輩の「車ウェディング体験談」
うるるとせらさんより
レストランウェディングだったのですが、レンガの倉庫を挙式会場にしました。
アカレンガの前にたくさん外車が展示してあり、ロケーションもすばらしかったです。
私たちは披露宴をレストランで行いましたが、天気が良ければ外の敷地で行うのもよさそうです。
車が好きで、自分たちらしく、オリジナリティを出したいカップルには良いと思います。
7. カーウェディング まとめ
通常の結婚式と変わらない
さて、車(car)がテーマの結婚式・カーウェディングはいかがだったでしょうか。
車を使った演出となると、「会場」や「費用」などハードルが高そうなイメージを持たれている方も多いとは思いますが、意外と通常の結婚式と同じような条件で演出に取り入れることが出来ます。
特にカーウェディングは、可愛くておしゃれな写真がたくさん撮れるので、非常に人気があります。
ゲストにとっても印象深い結婚式となること間違いなし。
結婚式全体のテーマを「車」としなくても、演出のワンポイントとしてオシャレに飾りつけた車を登場させたり、使い方は様々ですよ。
話題の「カーウェディング」で素敵な想い出を作ってみてはいかがでしょうか。