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1. 海外ウェディングとは?
海外ウェディングとは、新郎新婦2人で、あるいは家族や親しい友人を招いて、海外で挙式や披露宴を行うことをいいます。
日本国内で結婚式を行うのとは違う雰囲気を味わえたり、その土地の民族衣装が着られるなど、思い出づくりにもなる挙式スタイルです。
2. 海外ウェディングのメリットは?
費用を抑えられる
海外ウェディングは、結婚式と新婚旅行が一度で済みます。
そのため、国内で結婚式を行ってから新婚旅行に出かけるより、費用を抑えることができます。
親孝行の機会になる
海外ウェディングに双方の両親を招待すると、家族旅行を兼ねられます。
また、縁戚になる双方の両親の仲を深める機会にもなります。
仕事をしていると、なかなか家族旅行に出かける機会がないという人が多いので、旅行代金を新郎新婦が負担して、親孝行するのもおすすめです。
旅行中は、家族で過ごす日と2人きりで過ごす日をあらかじめ決めておいたり、滞在日数を変えるなどの工夫をするとよいでしょう。
ゲストが少なくて済む
国内で結婚式を行う場合、親族や友人、仕事関係者など、どうしてもゲストの人数が多くなりがちです。
ですが海外ウェディングであれば、招待するのが家族と本当に親しい友人だけなので、 本人に自分たちらしく自由な結婚式を実現できます。
3. 海外ウェディングのデメリットは?
現地でギャップを感じることがある
海外ウェディングは、式場や披露宴会場を事前に下見することができません。
そのため、パンフレットの写真と現地を訪れた時の印象にギャップがあるケースも少なくないようです。
最近は、フェイスブックやインスタグラムで現地情報を収集できるので、事前にリサーチしておくことをおすすめします。
また、衣装は事前に決めておくことができますが、現地でのヘアメイクが打ち合わせ通りに行かないなどのこともあるため、注意しておきましょう。
ゲストの人数が限られる
国内であれば、たくさんのゲストを迎えることができますが、海外ウェディングは人数が限られてしまいます。
そのため、日本に帰国してから、会費制のカジュアルなパーティーを開くカップルもいるそうです。
親戚などへの挨拶回りが必要になることもある
海外ウェディングを行った場合、新郎新婦が帰国後に親戚や職場の上司、知人などに挨拶をする必要があります。
事前にどれくらいの挨拶回りが必要になるかを相談し、人数が多い場合は、別途お披露目パーティーを企画する方がよいかもしれません。
現地スタッフとのコミュニケーションに困ることがある
ハワイやグアム、サイパンなど、日本語がある程度通じる国であれば問題ありませんが、ヨーロッパなど日本人に不慣れな国で海外ウェディングを行う場合、現地スタッフとのコミュニケーションがうまくいかないケースがあります。
それを避けるためには、日本語が通じるスタッフがいる国や会場を選ぶことが基本になるので、行きたい場所で思うようなウェディングを実現できない可能性があります。
ゲストの負担が大きい
海外ウェディングは、パスポートの用意や旅行の準備など、ゲストにも負担がかかるものです。
海外ウェディングに参加する際の渡航費や宿泊費は、ゲスト自身に負担してもらうのが基本なので、招待する前にきちんと相談しておくことをおすすめします。
4. 海外ウェディングで人気の場所は?
地域別でみる、海外ウェディングの人気トップ3は以下の通りです。
ハワイ
海外ウェディングの人気ナンバーワンは、やはりハワイです。
教会やビーチ、ガーデン、線上など、あらゆる挙式スタイルに対応できます。
また、日本語が通じるのも安心です。
グアム
グアムは、日本からの移動時間が短く、時差も1時間しかないので、ゲストに高齢者や乳幼児がいるカップルにおすすめです。
渡航費も宿泊費も安いので、多くのゲストに来てもらえる可能性があります。
ヨーロッパ
2人だけで海外ウェディングを行いたい人に、特に人気が高いです。
新婚旅行でなければ、なかなか長期休暇を取りにくい人も多いので、ゆっくり旅行をしたいカップルにもおすすめです。
歴史ある教会やチャペルで結婚式をあげられる点も、人気の高さにつながっています。
5. 海外ウェディングにかかる費用の目安は?
海外ウェディングの相場は約200万円
海外ウェディングは、渡航先やゲストの人数によって、かかる費用が変わります。
ゼクシィの調査によると、海外ウェディングの費用の平均は、約200万円だそうです。
エリアによって費用が異なるので、ハワイだとこの平均金額より10万円以上高くなりますが、グアムだと40万円・アジアのリゾート地であれば60万円ほど、安くなるといいます。
予算に応じて、渡航先を検討するのが賢明でしょう。
海外ウェディングでかかる費用
海外ウェディングを行う際に必要になるのは、「挙式料」「新郎新婦の衣装」「ヘアメイク&着付け」「挙式の写真・ビデオの撮影」「披露宴費用」「旅費」などです。
衣装やブーケ、パーティー用の現地料理をグレードアップするとなると、別途費用が必要になります。
このほかにも、ゲストの旅費の負担や、現地で観光・ショッピングを行う際の費用がかかります。
職場や帰国後に挨拶回りをする親戚や知人の分の、お土産も購入しなければなりません。
海外ウェディングの費用以外にも、それなりのお金を用意する必要があるので、事前にきちんと話し合っておきましょう。
6. 先輩の「海外ウェディング体験談」
Shugoさん&Ayakoさんより
ハワイのセント・カタリナ・シーサイドチャペルで挙式しました。
ハワイで挙式することが夢で、ブルーのバージンロードとチャペルからの絶景に惹かれて、2人で式場探しを始めてすぐにここに決めました。
大好きな家族とハワイに住んでいる友人たちに囲まれて、憧れのハワイ挙式を実現でき、とっても幸せな1日となりました。
担当してくださったヘアメイクの方やカメラマンさん、スタッフのみなさんが気さくで明るく、リラックスムードで笑顔あふれる挙式になり、ここを選んで本当に良かったと思っています。