Contents
1. アンティークウェディングとは?
上品でクラシカルな結婚式
アンティークウェディングとは、レトロで高級感が漂うウェディングスタイルのことを言います。
そもそもアンティークはフランス語で「骨董品」という意味で、価値の高い古道具や古美術をイメージさせます。
洋風な雰囲気ながら、懐かしさも感じさせるアンティークウェディングは、近頃人気急上昇中なのです。
2. アンティークウェディングの魅力は?
ゴージャスでも落ち着いた雰囲気が漂う
アンティークウェディングは、古美術を思わせる、上品で高級さがほんのり感じられるスタイルです。
素材や色にこだわることで、ゴージャスでも落ち着いた大人っぽい雰囲気が漂い、大人のカップルにピッタリです。
レトロなアイテムにはさまざまなバリエーションがあり、2人らしいセレモニーをつくりやすいのも魅力です。
3. アンティークウェディングの内容は?
レトロな雰囲気でまとめる
アンティークウェディングは、テーマウェディングの一つです。
そのため、衣裳や装花、会場コーディネートに一工夫するだけで、簡単に演出できます。
教会式であっても、人前式であっても、式次第には影響しません。
4. アンティークウェディングの演出プランは?
レトロ風のもので揃えるのが基本
アンティークウェディングは、古き良き時代を思わせる演出がポイントになります。
その具体例を、いくつか紹介しておきましょう。
ペーパーアイテム
招待状や席札、メニュー、プロフィールブックなどに使う紙に、工夫を凝らすのがポイントです。
生成りや繊細な飾りがついた紙を選ぶ、古い地図のようなデザインのものをチョイスするなど、方法はいくつかあります。
その際、上品さと高級感にこだわるようにしましょう。
ワインのコルクに白バラを飾り、席札に利用するのもおすすめです。
料理のメニュー表をレザーにすると、重厚感がアップします。
会場装飾
装花は、白バラとグリーンを基調にするなど、落ち着いた雰囲気にするのがよく合います。
ウェルカムスペースには、レトロな雰囲気の額縁に入れた写真を飾ったり、鏡やキャンドルで彩ると、アンティーク感が醸し出されます。
味のある木製のテーブルとかすみ草を合わせると、ナチュラルアンティーク風に仕上がります。
ウェルカムボードを落ち着いた色合いのドライフラワーで飾ると、落ち着いた華やかさを演出できます。
テーブルコーディネート
アンティークウェディングにピッタリな花といえば、アンティークローズでしょう。
くすんだ白を基調にしたテーブルコーディネートに、アンティークなフォトスタンドやキャンドルライトを合わせるだけで、気品があふれます。
また、テーブルナンバー代わりにビンテージブックを置くと、知的な雰囲気になります。
また、アンティークウェディングと聞くとくすんだ色を連想するカップルが多いのですが、ライトブルーを指し色に用いると、上品でさわやかな印象になります。
アンティークウェディングでは、お皿やカトラリーのデザインも重要なので、披露宴の際にはきちんと確認しましょう。
衣裳
アンティークウェディングらしさを醸し出すには、花嫁のドレス選びが重要です。
ドレスの色をアイボリーにすると、アンティークな雰囲気になります。
そのデザインも、たっぷりとギャザーを寄せたジョーゼット生地のドレスや、肌の露出が控えめな袖のあるもの、ボレロを合わせる、オフショルダーにするなど、選択の幅は広いです。
ガーデンやレストランでのパーティーでも、丈が短めの清楚なワンピース風のドレスを選べば、アンティーク感を演出できます。
新郎の衣裳も新婦の花嫁に合わせ、落ち着きのあるものを選びましょう。
アクセサリー
アンティークウェディングでは、新婦のヘアアレンジにもこだわりたいところです。
ベールを低い位置につけるだけでも、クラシカルな印象を与えます。
くすんだピンクやオフホワイトの花でヘッドドレスをつくると、繊細でアンティークな雰囲気になります。
カジュアルウェディングの場合は、ベールをつけずに、ヘアアクセサリーにパールだけを用いると、シンプルで上品に見えます。
ブーケやブートニアにも、オフホワイトの花を用いて、レトロ感を演出しましょう。
カラーやベニスモモ、ジニア、トルコキキョウ、ブラックベリー、オレガノなどを用いるのがおすすめです。
5. アンティークウェディングの費用の目安は?
会場によって異なる
アンティークウェディングはテーマなので、会場はどこでも実現できます。
そのため、ホテルや結婚式場、レストラン、ガーデンなど、どんな会場で結婚式を行うかで費用が変わります。
ゼクシィによると、挙式・披露宴の全国平均は359.7円必要だといいます。
ゲストの人数や地域によって異なりますので、希望の結婚式にかかる費用は、ウェディングプランナーに相談して見積もりしてもらいましょう。
ただし、希望する会場にアンティークウェディングのパッケージプランがあるとは限りません。
その場合、アンティーク小物の持ち込み料金などがかかることもあるので、事前に問い合わせておきましょう。
6. 先輩の「アンティークウェディング体験談」
さゆきさんより
会場はアンティーク感あふれ、可愛らしくもあり、大人っぽくもある感じでした。
たくさんの花に囲まれてのガーデンウェディングもステキだったと思います。
自分だけの特別な挙式にしたかたので、ブーケやウェディングドレスは料金を払って持ち込みました。
<ウェルカムドリンクやオードブルなどのパフォーマンスも豊富で、予算はオーバーしたのですが、会場の雰囲気や設備を思えば妥当でした。
これまで結婚式に参列した経験が少なく、わからないことや2人の要望も多かったのですが、スタッフの方がいつも笑顔で接客してくださり、準備期間も楽しめました。
ここで結婚式ができたことに、とても満足しています。