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1. カジュアルウェディングとは?
カジュアルウェディングとは、披露宴ほど格式張らず、かといって2次会ほどくだけてもいない、ウェディングパーティーのことを言います。
披露宴と2次会の中間のイメージなので、「1.5次会」と呼ばれることもあるそうです。
2. カジュアルウェディングのメリットは?
カジュアルウェディングと一般的な挙式・披露宴を比較した場合、たくさんのメリットがあります。
会費制が基本なので参加してもらいやすい
一般的な披露宴では、ゲストからご祝儀をいただきます。
招待制の披露宴の場合は、親族で6.5万円、友人で3万円がご祝儀の相場となっています。
ですが、カジュアルウェディングは会費制のことが多いです。
そして、ゲスト1人あたりの会費は5,000円から1.5万円になるのが一般的です。
そのため、通常の披露宴に招待されるより、ゲスト側の負担が少ないため、気軽に参加してもらえるでしょう。
新郎新婦も予算が立てやすい
カジュアルウェディングは、新郎新婦側が会費を決めることができます。
そのため、招待するゲストの人数を考えれば、事前に集まる金額を想定することができます。
また、カジュアルウェディングでは会費を安く設定する分、引き出物を用意しなくて良いケースがほとんどです。
気持ち程度の引き出物は用意するのが礼儀ですが、通常の披露宴よりはずっと、費用の負担額を抑えられます。
3. カジュアルウェディングのデメリットは?
カジュアルウェディングは、ホテルウェディングほど、世間一般に浸透していません。
そのため、受け止め方は招待するゲストによって、それぞれ異なるようです。
年配者に好まれない傾向がある
親族やゲストに年配の方が多い場合、立食スタイルのカジュアルウェディングになじみがなく、戸惑うことも多いようです。
具体的には、席次が決まっていないことや、立ったままで過ごさなければならないことなどが、不評の原因です。
また、会費の他にご祝儀を用意すべきかどうか迷われるゲストも多いので、あらかじめ不要であることを伝えておく方が良いでしょう。
会費額の設定によっては負担が増えることもある
カジュアルウェディングの場合、テーブルの装花や引き出物などの費用を抑えることができます。
ですが、会場の選び方や料理のチョイスによっては、会費より自己負担額が大きくなるケースも少なくありません。
自分たちが決めた予算を上回ることがないよう、会費の設定には気をつけましょう。
また、ホテルウェディングのように、何もかもがプランに含まれているわけでもないので、申し込む前に費用とその内訳をしっかり確認する必要があります。
4. カジュアルウェディングの費用の目安は?
費用はスタイルによっても異なる
カジュアルウェディングには、「立食ビュッフェ」「着席ビュッフェ」「着席コース」という3つのスタイルがあります。
そのため、選んだスタイルに合わせて、会費を設定するのが一般的です。
会費の相場は1万円
マイナビウェディングが行ったアンケート調査によると、カジュアルウェディングの会費の相場は、1万円前後のことが多いようです。
そして、カジュアルウェディングでは立食ビュッフェスタイルが主流です。
これが着席ビュッフェスタイルになると会費が1.5万円に、着席コーススタイルになると会費が2万円と、金額がアップしていきます。
また、会費は年齢も男女も関係なく、同額にするのが基本です。
5. カジュアルウェディングに合った会場は?
お店側が引き受けてくれるなら、カジュアルウェディングはどこででも行うことができます。
カフェ
家族や親しい友人だけを招いた、プライベートなカジュアルウェディングを行うなら、カフェがおすすめです。
座席を残したまま、新郎新婦がテーブルを回る趣向にすれば、それぞれとゆっくり話をすることができます。
レストラン
ゲストをきちんとおもてなししたいという気持ちが強いカップルなら、レストランでのカジュアルウェディングがおすすめです。
おいしい料理とお酒があって、新郎新婦とゲストが会話を楽しめる雰囲気があれば、演出を派手にしなくても、十分に楽しい時間を過ごすことができます。
フレンチやイタリアン、スパニッシュ、メキシカンなど、自分の好みのレストランをセレクトできるのも魅力です。
ゲストハウス
堅苦しさを感じずに、きちんとしたパーティーを行いたいなら、ゲストハウスが良いでしょう。
貸し切りにしてカジュアルウェディングを行うことで、アットホームなパーティーを行うことができます。
新郎新婦の好み通りに、ゲストハウス全体をコーディネートできるので、きっと特別な1日を過ごすことができます。
近年は、ガーデンパーティーができるゲストハウスもあるため、2人の好みに合った場所を探してみましょう。
ホテル
ホテルでも、カジュアルウェディングを行うことができます。
というのも、最近では「1.5次会プラン」や「カジュアルパーティープラン」を用意しているホテルが増えているからです。
ホテルであれば、カジュアルウェディングを行う際にも、着席と立食どちらにも対応できますし、交通アクセスが良いので、ゲストへの負担も少なく済みます。
6. 先輩の「カジュアルウェディング体験談」
Y.Tさん&K.Sさんより
いかにゲストをおもてなしするかにこだわり、パーティーのコンセプトを「ナチュラルで等身大のウェディング」と決めました。
会場の雰囲気に合わせて、ナチュラルなウェルカムボードを作成して、ゲストのみなさんをお出迎えしてから、挙式に臨みました。
料理はビュッフェスタイルで、ネイキッドケーキには小花とフルーツをトッピングするなど、自分たちらしくアレンジしています。
披露宴の開宴からお色直し、デザートビュッフェを含めても1時間ほどのパーティーで、ゲストをおもてなししました。
砂を使った「サンドセレモニー」も大成功で、とても満足しています。