Contents
1. グランピングウェディングとは?
まずは「グランピングウェディング」の概要について、ご紹介していきます!
そもそも「グランピング」とは??
グランピング(Glamping)とは、「グラマラス(Glamorous)」と「キャンピング(Camping)」を合わせて作られた造語で、その名の通り「魅惑的なキャンプ」なのです。
どんなところが魅惑的なのかといえば、キャンプのテント内をまるでホテルのように豪華に飾り付けたり、こだわりの料理を屋外で楽しんだり、とにかくオシャレでリッチなキャンプのことを言います。
最近はインスタ映えも手伝って、女性を中心に大人気のグランピング。
TV等のメディアでも多数紹介されており、グランピングが楽しめる施設も続々オープンしています。
大自然の中で行うセレモニー
「グランピングウェディング」とは、そんなグランピング(Glamping)をテーマとしたウェディングで、アウトドアウェディングの一種です。
ですが、一般的なアウトドアウェディングより高価で贅沢、快適な空間を演出することで、ゲストに讃えられるような結婚式を指して「グランピングウェディング」と言われており、それは大自然の中で行われる壮大なセレモニーなのです。
新郎新婦がすべての準備を行う
「グランピングウェディング」のポイントは、セレモニーはもちろん、キャンプに必要なものも、全てサービスする側が用意することです。
つまり、新郎新婦の門出を披露することより、ゲストの方々が楽しく快適に過ごせることを重視した、ウェディングスタイルと言えます。
手間や時間はかかりますが、その分グランピングを初めて経験するゲストの方々の驚いた顔や喜んだ顔が見れるので、より幸せな気持ちになれますよ!
2. グランピングウェディングが行える「場所」は?
次に、グランピングウェディングはどこで開催できるのか。
気になるその「会場」について、ご紹介します!
キャンプ場以外でも実現可能
「グランピングウェディング」と聞くと、森林や湖、海岸などの屋外のほか、キャンプ場をイメージするひとが多いことでしょう。
ですが実際には、ガーデンウェディングに対応できるホテルや結婚式場、レストランなどでも行うことができます。
「グランピングウェディング」のプランを用意してくれている会場だと、全てを一から準備する必要がなく、手間も費用も抑えられる可能性が高いです。
ゲストの人数に合わせて用意するものも変わりますので、相談しながら準備を進めることをおすすめします。
3. グランピングウェディングの「内容」とは?
そして、肝心なのはその「内容」ですよね。
グランピングウェディングの基本的な構成をご紹介します。
グランピングウェディングの式次第
「グランピングウェディング」の式次第は、完全に自由に作ることが出来ます。
一般的なウェディングと同じように、乾杯やスピーチ、友人の余興の時間を設けることもできますし、アウトドアならではの演出を組み込むことも出来ます。
食事は基本的に「バーベキュー(BBQ)スタイル」になることが多く、席は用意されていても、自由に動き回るカジュアルな雰囲気で進行していきます。
新郎新婦によっては、自らがバーベキュー台の前に立ったり、食事や飲み物をサーブして回りながら挨拶をすることもあります。
ゲストが自由に動き回れる分、挨拶や会話を気軽に楽しむことが出来、またゲスト同士の交流も盛んになりそうですよね。
特にグランピングという豪華で非日常なアウトドア空間なので、気持ちも開放的になり楽しいです!
自分達らしさを大事に、自由に式次第をつくってみるのも面白いかもしれません。
4. グランピングウェディングの「演出」は?
さて、せっかくグランピングという非日常の空間で結婚式を挙げるわけです。
その「演出」には、オリジナリティーを存分に出しながら、こだわっていきたいところです。
高級感を演出するポイント
「グランピングウェディング」は、ただ単にアウトドアを楽しむだけでなく、会場を高級感漂う空間に演出すること大事です。
そのため、演出は細部までこだわることをおすすめします。
こだわりポイントは「食事メニュー」や「会場コーディネート」「衣裳」など様々なポイントがあります。
食事メニュー
キャンプの醍醐味は火を使うことなので、食事はバーベキュースタイルがピッタリです。
目の前で食材が調理される過程を、ゲストのみなさんに楽しんでもらいましょう。
特にその場で切り分けるタイプの大きなお肉や、様々な素材の燻製など、普段なかなか食べる機械のないものを用意すると、より豪華な雰囲気に演出することができるのでおすすめです。
また、ドリンクワゴンを用意しておくと、サーブが間に合わなくても、ゲストは喉を潤すことができますよ。
会場コーディネート
「グランピングウェディング」のシンボルは、何といっても「テント」です。
ゲストのみなさんが座る場所には大きめのテントをかけ、椅子やクッションをオシャレに配置しましょう。
ただ豪華なアイテムを配置するのではなく、インテリアとして「ブルックリンスタイル」など1つのテーマを決めて、そのテーマに沿った家具などのアイテムを並べると、よりオシャレな雰囲気が際立ちます。
このテーマを考える時間は、まるで2人の新居のインテリアを考える時間のようで、楽しみながら準備できると思いますよ!
そのほかに小さめのテントを用意して、2人の思い出の品や写真を飾ったり、ゲストにメッセージを書いてもらうコーナーを設けるのも素敵です。
衣裳
「グランピングウェディング」は、新郎新婦がホストとして、ゲストの皆さんをおもてなしするパーティーです。
その雰囲気にマッチする、動きやすい衣裳を選ぶようにしましょう。
新郎はシャツにベストを合わせ、蝶ネクタイでカジュアルに決めることが多いようです。
新婦のウェディングドレスもショート丈で、火を扱うことが多いので、飾りもシンプルなものを選ぶのが基本となります。
新郎新婦がお揃いや色違いのスニーカーを履くなど、パッと見では気づかない所で仲の良さをアピールするのもよさそうです。
夜ならではの演出もある!
グランピングウェディングを夕方から夜にかけて行うなら、演出としてキャンプファイヤーをするのもおすすめですよ。
火を見ると神聖な気持ちになることに加え、室内では絶対にできない演出なので、ゲストのみなさんも喜んでくれるはずです。
火を囲みながら、家族や親しい友人と語らうひと時を持つと、きっと良い思い出になります。
また夜は星空が綺麗に見える場所を選ぶと、よりロマンチックな雰囲気を演出できるのでおすすめです。
キャンファイヤーや星空など、大自然だからこそ、グランピングだからこその演出を準備することで、2人にとってもゲストにとっても忘れられない一日になるはずです!
5. グランピングウェディングの費用の目安は?
グランピングに興味はあるけど、どれくらいお金がかかるのか心配…という方もいらっしゃるかと思います。
そこで、グランピングウェディングの「費用」の目安を調査してみました。
ホテルや結婚式場と変わらない
「ゼクシィ」で紹介されている「RAPPORT」を参考にしてみましょう。
グランピングウェディングは、9時~、15時~、19時~の3部制になっており、それぞれ3時間程度が目安です。
人前結婚式で、ゲストが70名の場合の料金例が約177万円となっています。
この場合、ルーフ付きガーデンでのセレモニーとなるようです。
地域や会場の大きさ、演出のオプション、ゲストの人数などによって、金額の増減があるので、ウェディングプランナーの方に相談しましょう。
また、屋外でグランピングウェディングを行う場合は会場費のほか、テントや道具のレンタル料や、会場装飾の費用などもかかりますので、予約を入れる前にきちんと予算を立てておきましょう。
6. 先輩の「グランピングウェディング体験談」
グランピングウェディングは今話題沸騰中というだけあって、たくさんのご夫婦が実際にこの形式で結婚式を挙げています。
今回はグランピングウェディングを挙げたカップルの体験談をご紹介します!
Y.Hさん、E.Wさんより
ゲストもゆったりとリラックスしている中で、人前式を行うことをイメージしていました。
そのため、ガーデンを持つ一軒家のレストランを会場に選びました。
日中のパーティーでしたが、大きなテントが日差しを遮ってくれていましたし、風を感じながら自然の中でふたりらしい結婚式が実現できたと思います。
新郎が獣医師で、新婦の実家が酪農を営んでいることから、テーマを「牛」に決め、料理も蓋を開けるとスモークとともにあらわれる前菜や、目の前で抽出するスープなど、ショーのようなしかけにこだわりました。
肉やお米を持ち込んでつくっていただいたおいしい料理、そしてお酒をまず楽しんでいただき、それから人前式を行うなど、自分たちのこだわりを実現してくれたスタッフのみなさんに感謝しています。
大きな牛をあしらったオリジナルケーキに入刀した後、特大のフォークでファーストバイトしたことで、会場が笑顔に包まれたのも、よい思い出です。
世界で一つだけのウェディングを、叶えることができました。
7.「グランピングウェディング」まとめ
さて、「グランピングウェディング」についてイメージすることは出来ましたでしょうか。
各メディアで取り上げられており、今後も「グランピングウェディング」を選ぶカップルは増えていくことでしょう。
オリジナリティあふれる大自然のセレモニーで、かけがえのない思い出を作りたい2人にぴったりなウェディングスタイルです。
グランピングウェディングや自分たちらしい結婚式を挙げたい方は、ぜひ私たちHAKUにご相談ください。