Contents
1. ホテルウェディングの魅力とは?
ホテルウェディングとは
ホテルウェディングとは、ホテルで行われる結婚式のことをいいます。
宿泊や宴会に対応すると同時に、レストランも併設された複合施設なので、施設・設備が充実していることに定評があります。
2017年11月にマイナビウエディングが行った調査によると、結婚式を行ったカップルの約50%が、ホテルウェディングを選択しているそうです。
ホテルウェディングが人気の理由
ホテルウェディングの利用者が多い理由の一つに、知名度と格式があります。
親族や年配の方々も参列される結婚式においては、両家の親がホテルを希望するケースも多いようです。
また、ホテルウェディングであれば、ゲストに質の高いサービスを提供してもらえるという安心感があります。
2. ホテルウェディングのメリットは?
ホテルは付帯施設が充実している
ホテルは、他の結婚式場と比較すると、付帯施設が充実しています。
交通アクセスがよい
ホテルウェディングに対応しているホテルのほとんどは、交通アクセスのよい場所に立地しています。
そのため、遠方から参列するゲストでも安心です。
移動が少ない
ホテルウェディングを行っているホテルには、敷地内にチャペルが併設されているところも少なくありません。
その場合、挙式会場から披露宴会場までの移動距離が短く済みます。
高齢者や幼児、身体が不自由な方をゲストにお招きしても、負担が少ないです。
設備が充実している
ホテルウェディングの場合、挙式スタイルを「教会式」「神前式」「人前式」などから自由に選べることが多いです。
また、衣装のレンタルやヘアメイクにも対応しているところが多いので、挙式・披露宴だけでなく、衣装の打ち合わせも、一度に行うことができます。
また、事前に予約しておけば、結婚式に参加するゲストの着付けやヘアメイクも、ホテルにお願いすることができます。
さらに、披露宴後の2次会に、ホテル内のラウンジやレストラン、カフェなどを利用することもできます。
宿泊もできる
新郎新婦が地元で挙式をあげたい場合や、遠方からのゲストが多い時には、宿泊先を手配しなければなりません。
ホテルウェディングであれば、新郎新婦やゲストの宿泊の手配が簡単なので、前泊も後泊も簡単に手配できます。
また、ホテルウェディングを行った新郎新婦の宿泊料金を割引してくれるところもあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
3. ホテルウェディングのデメリットは?
ホテルウェディングならではのデメリットがある
ホテルウェディングには、他の結婚式場にはないデメリットがあります。
費用が高めである
施設の充実度やサービスの質の高さが、挙式や結婚式の費用に反映されます。
そのため、他の結婚式場と同じ人数のゲストを呼ぶケースより、費用は高くなるのが一般的です。
婚礼組数が多い
ホテルでは、複数ある宴会場やレストランを利用して、1日に複数の婚礼を受けています。
1日の婚礼組数が多いことで、控室や美容室が込み合ったり、次の結婚式があるため時間に余裕がなく、急かされることもあります。
挙式・披露宴の進行によっては、他の婚礼の音が響くこともあり、予想外のハプニングに見舞われることもあるようです。
少人数の結婚式には向かない
近年は、家族や親しい友人だけで、こぢんまりとした結婚式をあげるカップルが増えています。
ホテルウェディングの場合、宴会場などの施設は収容人数が多いことを想定して造られています。
そのため、どちらかというと大規模の結婚式に適しています。
少人数でそうした施設を使って結婚式をあげる際には、費用が高額になる可能性が高いです。
4. ホテルウェディングの費用の目安は?
ホテルウェディングの費用は内容で変動する
ホテルウェディングの費用は、ホテルの格式や招待客数、プラン、演出、シーズン、曜日、時間帯など、さまざまな要素で変動します。
ぐるなびWEDDINGの調査によると、一般的には約250〜350万というのが、ホテルウェディングの相場とされているようです。
ホテルウェディングの費用に含まれているもの
ホテルウェディングの場合、あらかじめプランが用意され、希望に応じてオプションを加えていくことが多いです。
ホテルウェディングのプラン費用の中に含まれているのは、料理や飲み物などの飲食費、引き出物代、衣装代、ブーケ代、会場使用料、控室使用料といったものだけではありません。
介添料や各テーブルを飾る装花代、ペーパーアクセサリー代、写真代なども含まれています。
また、ホテル内で挙式を行うプランの場合、挙式料が含まれていることもあります。
オプションで費用がかさむことが多い
ホテルウェディングの費用が高額になる理由の一つに、オプションを多く加えてしまいがちなことがあげられます。
具体的には、衣装のランクアップ、プロの司会への依頼、生演奏の依頼、料理や飲み物のグレードアップなど。
挙式や披露宴の撮影をプロのカメラマンに依頼したり、それをアルバムにしてもらう場合には、別途費用が必要なります。
招待客の数が増えれば増えるほど、費用も割増されていきますので、予算内できちんとまかなえるかどうか、きちんと検討しておきましょう。
費用を節約したい時のポイント
ホテルウェディングが希望でも、予算に上限がある場合は、どこにお金をかけるのか、優先順位を決めておくのがポイントです。
ホテルの場合、シーズンや曜日、時間帯によっては、お得なプランが用意されていることが多いです。
冬の平日限定プランや、大安と友引以外の日に挙式・披露宴を行うと、費用が安くなるホテルもあります。
また、挙式と披露宴がセットになったプランを利用すると、別々に行うより費用を抑えることができます。
そうした工夫をすることで、費用を節約しながら、憧れのホテルウェディングを行うことができるはずです。
5. 先輩の「ホテルウェディング体験談」
みぃさん(23歳)より
私たちがホテルウェディングを選んだ理由は、スタッフのサービスの質と料理があげられます。
新郎新婦が楽しむだけでなく、ゲストの方々に失礼がないようにしたかったからです。
私たちの場合、遠い県外に地元があったので、宿泊から食事、当日のヘアセットまで一カ所でできるホテルが最適でした。
挙式会場もホテル内にあったので、本当に館内だけで済ませることができました。
格式あるしっかりした結婚式をしたいなら、ホテルウェディングはおすすめです。