アウトドアウェディングとは?内容・場所・魅力・体験談まとめ

1. アウトドアウェディングとは?

自然の中で行う結婚式

アウトドアウェディングとは、森や海、湖、公園など、自然の中で行う結婚式のことです。

装飾はアウトドアウェディングを行う場所により、好みに応じて準備してもらえます。

料理は、ケータリングや屋外でつくれるメニューが並ぶことになります。

アウトドアウェディングに向いている場所は?

アウトドアウェディングが可能な場所は、キャンプ場や公園、河川敷、湖畔、海辺などがあります。

結婚式のプロデュース会社に依頼すれば、希望に合わせて候補地を提案してくれるはずです。

2. アウトドアウェディングのメリットは?

アウトドアウェディングなら、開放感あふれるパーティーを実現できます。

野外で結婚式ができる

アウトドアウェディングは、自然の中で行います。

そのため、凝った演出をしなくても、その場所で挙式・披露宴をするだけで、特別感があります。

ゲストをたくさん招待できる

アウトドアウェディングは屋外で行うので、席数などの制限なしに、ゲストを招待することができます。

もちろん、大人数にも少人数にも対応ができます。

自分たちの思い通りのパーティーができる

アウトドアウェディングは、式場で披露宴を行うのとは違い、時間や演出を自分たちの希望に合わせて設定することができます。

参加するゲストに合わせて、柔軟にプランを変更できるのも魅力です。

キャンプ場でアウトドアウェディングを行うならキャンプファイヤーを楽しんだり、海辺で行うならゲストと一緒にビーチフラッグをしたりすることができます。

会場の装飾も自由に行うことができ、自分たちの好きな世界観を演出することができます。

家族や友人との絆が深まる

アウトドアウェディングを実現するためには、夫婦となるカップルはもちろん、双方の家族や友人の協力が不可欠です。

そのため、一緒に準備を進めていく中で、新郎新婦と周囲との絆が深まっていくことが多いと言われています。

準備をサポートしてくれたゲストにとっても、忘れられない思い出となることでしょう。

ゲストのペースに合わせることができる

アウトドアウェディングは、式場で行うパーティーのように、式次第に合わせてつつがなく進行する必要がありません。

そのため、ゲストの顔ぶれに応じて、休憩場所を設けておき、出入りを自由にしておくことで、ゲストが自分のペースでパーティーを楽しむことができます。

高齢者や乳幼児が参加する場合は特に、涼める場所や休憩室を設けておくと、ゲストも安心して参加できるはずです。

3. アウトドアウェディングのデメリットは?

アウトドアウェディングには、デメリットというより、リスクがあることを念頭に置く必要があります。

天候に左右される

アウトドアウェディングは屋外で行われますので、天候に左右されます。

雨や強風になった場合はどう対処するのか、あらかじめ検討しておく必要があります。

屋外と室内の両方に対応する場所を選ぶなど、会場選びへの配慮は必要です。

また、ゲストの負担を考えると、真夏や真冬、梅雨時期のアウトドアウェディングは、避けるべきでしょう。

一概に費用が安いとは言えない

アウトドアウェディングは設備がない場所で行われるため、会場設営費や装飾費用、飲食代、衣装とヘアメイクなどの費用は、式場で行うより割高になるケースもあります。

また、アウトドアウェディングは会費制で行われることが多いので、新郎新婦の持ち出しが多くなる傾向があるようです。

できる場所が限定される

アウトドアウェディングは、どこでも実施できるとは限りません。

新郎新婦の思い出の公園でのアウトドアウェディングを希望しても、火器の使用が不可などの理由で断られることもあります。

プロデュース会社と、事前によく打ち合わせておくことが大事です。

準備に手間と時間がかかる

アウトドアウェディングでは、会場の設営やテーブルのセッティングなどに手間と時間がかかります。

そのため、自分たちだけで行おうとすると、親しいゲストにサポートをお願いすることになるため、プロデュース会社を利用するのが賢明です。

ゲストへの心配りが不可欠

アウトドアウェディングは、まだ世間一般に定着したスタイルの結婚式ではありません。

そのため、会費制であってもご祝儀は用意すべきなのか、どんな服装が適切なのか。アウトドアウェディング会場までの移動をどうすべきかなど、ゲスト側が悩んでしまうことが少なくありません。

そのため、招待状を発送する際に、ドレスコードや式場までの交通アクセス、会費以外のご祝儀は不要など、必要な情報をきちんと明記する必要があります。

遠方から参加するゲストについては、宿泊の手配も忘れないようにしましょう。

4. アウトドアウェディングの費用の目安は?

アウトドアウェディングの費用の相場は、350~500万円と言われています。

ですが、会場設営や装飾、料理などにこだわれば当然費用がかさみ、500万円以上かかったケースもあるそうです。

アウトドアウェディングは会費制で行われることが多く、ご祝儀の額より低い金額で会費が設定されるのが一般的なので、新郎新婦の持ち出しが多くなりがちです。

そのため、すべてを業者に依頼するのではなく、新郎新婦や友人の力を借りて、会場装飾や衣装・ヘアメイクを安く済ませるなど、工夫を凝らして節約するカップルもたくさんいるようです。

友人に準備を依頼する場合には、お礼も必要になりますので、限られた予算の中でどこにお金をかけるのか、2人でよく話し合っておくとよいでしょう。

5. 先輩の「アウトドアウェディング体験談」

Mさんカップルより

結婚パーティー会場として、地元のランドマーク的な存在の公園を選びました。

お花見などの行楽で何度も訪れたことがあり、思い入れのある場所で一生に残る会を行いたかったのです。

過去にその公園で結婚式が行われたことがなかったので、実現までは本当に大変でした。

役所から許可が下りるまで、何度も出向いて交渉したものです。

自分たちが楽しめたのはもちろん、ゲストに楽しんでもらいたいという気持ちが強かったので、たくさんの仲間に支えられて一緒につくりあげた結婚式は、2人の宝物になったと思います。

引用元:誰もやったことがないことをやりたい!情熱で叶えた、公園ウェディング