季節を味方につけて、ゲストに思い出してもらえる結婚式を作るコツ

”春夏秋冬”日本には季節の移ろいを愉しむ文化が昔からあります。

季節は私たちの強い味方。

徹底した世界観も素敵ですが、季節感を感じられる結婚式はゲストの心をほっと安心させ、毎年その季節が訪れると思い出してくれるようなものであると嬉しいですよね。

今回は結婚式の各所で季節を感じられるような方法を教えます。

【春-Spring-】

結婚式を挙げる時期として人気の春。

年度の終わりと始めが重なるため、旅立ちにふさわしい時期でもあります。

梅や桜などの春に咲く花を使った装花や、淡いパステルカラーの装飾で柔らかな表情の空間を作って春の訪れを感じるウェディングパーティーはいかがですか?

室内のウェディングであっても、桜の切り花を飾るだけでぱっと春が訪れたような空間になりますね。

ポピーの鮮やかな色彩が会場を一気に華やかにしています。

ゲストの視線が一番注がれる新郎新婦を彩るブーケやブートニアは季節を感じる配色に。

リングガール達のドレスも春めいた淡いピンク色で統一。

シンプルだけどあたたかみのある手書きの絵皿が可愛いですね。

【夏-Summer-】

梅雨前や後は、比較的気持ちのいいお天気が続きますね。

初夏らしく瑞々しい新緑を空間たっぷりに使用して爽やかな風を式に呼び込みましょう。

リネンやレースなどの涼しい素材を使ったテーブルランナーやタペストリーなども可愛いですよ。

ひまわりをたっぷり使ったブーケが白いドレスに映えてキュート♡

ジュート素材やリネンなど素材で遊ぶのもセンスのいいアイデア。

夏らしい陽気感を連想させるなら、想いっきり年中常夏の南の島をテーマにしたウェディングを実現するのも素敵です。

【秋-Autumn-】

時期的に一番人気の高い秋のウェディング。

緑の葉が赤や黄に徐々に色づく季節。

食欲の秋。読書の秋。スポーツの秋。

どんなテーマとの相性もいいのが秋のウェディングです。

すすきや稲穂、どんぐりなどを使ってみるのも面白いですね。

壁一面大きなガラス張りの窓から覗く紅葉が素敵ですね☆

紅葉の中で撮った写真をウェルカムボードや席次表などの会場装飾に使用するアイデアも。

アンティークな雰囲気とデニムのヴィンテージ感のバランスがおしゃれ。

晩夏の結婚式には、夏らしいグリーンと共に秋に見頃の花を混在させるのもいいですね。

スモークツリーやパンパスグラス、夏が旬の花をドライフラワーにしたものなど、秋らしい装花がおすすめ。

【冬-Winter-】

イベントごとが多くどうしても結婚式を執り行う時期としては避けがちな冬ですが、ウェディングアイデアとしてはロマンチックで素敵なものが沢山あります☆

真っ白なウェディングドレスに赤をベースとしたブーケ、グリーンのリボンが冬っぽい色合いで可愛いですね。

冬に見頃を迎えるスイセンを使ったテーブル装花です。

冬から春にかけて咲く花なので、春の訪れが待ち遠しくなるような雰囲気も感じられますね。

どの時期に行う結婚式も、旬のお花や季節を連想させるアイテム選びによって更に素敵な式にグレードアップします。

思い出してもらえる結婚式を作りたいならテーマ性ももちろん重要ですが、季節を味方に自然の力を借りて、日常の中でふと思い出してもらえるような時間をゲストと過ごしましょう。